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タイ:Ramathibodhi Tumor Biobank,がん診断と医薬品開発を成功に導くプラットフォーム

Ramathibodi Comprehensive Tumor Biobankは、タイの主要な生物検体保管プラットフォームであり、頭頸部扁平上皮癌の2次癌(SPM)に関連する特定のバイオマーカーの発見に成功しました。 そして、現在は3次元オルガノイドの開発を行っています。さらに、より良い診断とがん治療の為に迅速で効率的な研究を確実にする為、リアルタイムの治験データベースがラマティボディがん登録室によって作成されました。

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このプラットフォームは、韓国の延世大学校と基本合意書を締結し、近年は世界保健機関(WHO)の依存性薬物専門委員会(ECDD)と薬品開発の研究プログラムに参加し、今後はタイ国立がんセンターと提携する予定です。

Ramathibodi Comprehensive Tumor Biobankの概要

Ramathibodi Comprehensive Tumor Biobankは、がん患者に対するより良い診断と治療の開発を目的とし、タイで最も有名な大学病院であるRamathibodi Hospitalのがんセンター内に2014年に設立された。その病院内でがん治療を受けているがん患者から採取した生体検体が保管されている。

どのように検体が採取・使用されるのか

このバイオバンク内に保管されている検体は、2000以上の患者より集められた、組織、血清、血漿、軟膜及びその他体液であり、新鮮凍結状態で保管されている。
この検体は、様々な研究者(臨床学の教授、医師、科学者等)が探索医療、バイオマーカー、網膜芽細胞腫等の3次元オルガノイドの開発等、分子生物学的調査の為に使用され……

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