再生医療特集第3弾!
今回はインテリム独自の「再生医療スペシャリスト認定制度」について、引き続きS.Yさんにお伺いしました。
導入の背景や狙い、そもそもどのような制度なのか、コラム後半では実際に認定試験に出題された問題も掲載していますので、是非最後までご覧ください。
インタビュアー:再生医療スペシャリスト認定制度の導入にいたるまでの背景はどのようなものなのでしょうか?
再生医療案件を受託するうえで、再生医療企画開発室がサポートするだけでなく、実際に業務に携わる方にも再生医療の知識を持ってもらおうという事で、スペシャリスト認定制度を立ち上げました。インテリムには、オンコロジー・スペシャリスト認定制度がありましたので、それを参考に作りました。
インタビュアー:この制度は、どういった制度なのでしょうか?
1回1時間の講義を10回受講し、記述式のテストを行います。合格点は80点です。講義の内容は、再生医療の基礎から法律、非臨床試験の内容等を含んでおり、再生医療製品開発のコンサルができる人になってもらうのを目標としています。
インタビュアー:実際に講師をされてみて感じる、面白さややりがいはどういった時に感じられますか?
人に教えるのが一番自分の知識になるのだなと感じています。講師をしていると、どんな質問が来るのか分からないので、その分、勉強しないといけないからです。また、テストを採点していて、完璧に解答されているのを見ると、自分の話したことがきちんと伝わっていたのだなと思って嬉しくなります。
★実際に出題された記述式テストの一部をご紹介します!★
<試験問題>
①iPS細胞とはどのような細胞か、次の五つの語句を用いて説明せよ。(体細胞、遺伝子導入、分化、未分化、多能性幹細胞)
②未承認の遺伝子導入細胞を用いて臨床研究(治験を除く)を実施する場合に適用される法規制について、次の五つの語句を用いて説明せよ。(再生医療等安全性確保法、臨床研究法、カルタヘナ法、第一種再生医療等、特定臨床研究)
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