インテリムのグローバルエッセイですが中国、タイ、アメリカ、韓国と来まして今回はマレーシアとなりました。
B.Jさんの話はいつもユニークで面白くチームの元気印となっています。
そんなB.Jさんにインタビューを行いましたのでお楽しみください!
インタビューアー:本日はB.Jさんよろしくお願いします。まずは皆さんに自己紹介をお願いします。
B.J:皆さんこんにちは!美味しい食べ物と熱帯の風景で知られている東南アジアの国、マレーシアのクアラルンプールから来ましたB.Jと申します。
私はイギリスで医学を学び、数年間医者としてイギリス及びマレーシアで勤務しました。特化した医学分野はありませんが、GI(胃腸)や細胞性免疫療法などいくつかの専門分野を学び、従事してきました。一番関心があるのは放射線医学で、よく診断に使用される「大きな機械」の開発に日頃からとても興味を持っています。
私立の医療センターに勤務している時に、日本で細胞免疫療法の研修を受ける機会がありました。2013年に東京に来日し、日本語を学びました。その後、固形腫瘍患者に対する腫瘍内DC治療ワクチンの使用を実践している日本の病院と、マレーシアの人々にこの新しい免疫療法を導入することに関心を持っているマレーシアの民間医療センターを行き来しながら働きました。この経験を通じて、国を跨いで先進医療への理解を深めてもらうことが大変困難であることを感じました。また、この経験から臨床研究に興味を持ち、幸運にもインテリムのグローバルコラボレーション部門に受け入れてもらうことが出来ました。
私は、さまざまな国での臨床試験の経験と医療システムの理解を活用して、グローバルな臨床研究のために、インテリムの強力なネットワークを構築できることを願っています。
インタビュアー:日本に来て困ったことはありましたか?
B.J:マレーシアは多民族、多文化の国です。文化に関係なく、私たちは一般的に海外からの移住者やあらゆる暮らしの人々にとても親しみをもって接しています。
しかしながら2013年の日本では、アジア人であるということで、ある駅で警察から不法移民として扱われることも珍しくありませんでした。
最近では、日本が他の国の人々を少しずつ受け入れ始めているのを感じていて、とてもうれしく思います。今後も改善されていくことを願っています。
インタビュアー:自国と日本の医療の違いについて教えてください。
B.J:マレーシアの医療には2段階のシステムがあります。 国民健康保険はありませんが、政府は国民すべての人々に基本的なユニバーサルヘルスケアを提供しており、一方民間の医療システムが医療アクセスとサービスの質を高める役割を果たしています。
一般に、公立病院のヘルスケアはマレーシア政府によって完全に助成されていますが、リソースと資金の不足のため、患者に適切なクオリティーの治療を提供することは非常に困難です。また、公立病院での待ち時間は非常に長く、緊急でない手術には、通常4〜6か月待たされることがあります。
このような治療のクオリティーやサービスへの懸念から、マレーシア人は通常、自費で、または民間の健康保険を通じて、民間医療を利用することが多いです。民間病院間の激しいサービス価格競争と高品質な医薬品の価格競争により、マレーシアの民間医療は他の先進国と比較すると手頃な価格になったため、マレーシアで医療を受けるために渡航してくる人もいるほどです。
インタビュアー:インテリムのサポート体制はどう感じていますか?
B.J:日本で就業している外国人として、所得税、保険、国内・国外の旅行/災害安全対策など、知らない事がまだたくさんあります。インテリムの人事部が根気強くサポート、アドバイスをしてくれるお蔭で、私は仕事に集中することが出来ています。
また、以前のインタビューでもお話しましたが、インテリムのフレックスタイム制度は特に便利で、ユニークです。社員が責任をもって就業することを信頼し、仕事と家族の時間のバランスを取ることができる柔軟な制度を設けてくれていることに感謝しています。
インタビュアー:今の目標や夢を教えてください
B.J:私は2つあります!ひとつは「インテリムをアジアで一番のCROにする!」もうひとつは「世界征服です!笑 つまり、より多くのグローバル案件を獲得してインテリムをグローバルCROの中で頂点に立たせる!」この2つですね!
インタビュアー:これから日本で働きたい人へのメッセージお願いします
B.J:スマートに仕事をし、文化を尊重し、同僚へ感謝し、日本の仕事のやり方や期待に応え馴染んでくださいね!!
インタビュアー:どうもありがとうございました!