日本、中国に引き続き、インテリムで大活躍中のアメリカ出身のメンバーにインタビューしました!是非ご覧ください。
インタビュアー:自己紹介をお願いします。
S.W:Sと申します。出身はサウスカロライナ州のチャールストンです。東海岸の歴史ある町で、夏は蒸し暑くて、ビーチとその他の自然がたくさんあります。
大学では専攻は生物学でしたが、外国語も学ばないといけませんでした。スペイン語とか、英語に近い言語にあまり興味がなかったので、英語と全然違う日本語を勉強し始めました。このきっかけで日本のことについて興味を持って、大学を卒業した後に日本に行くことを決めました。
2012年に日本に来ました。その前は海外で暮らした経験はありませんでした。4年間福島市に住んでいて、公立小学校で英語先生として働きました。その頃に妻と出会って、2015年に結婚しました。その後転職することを決めて、埼玉に引っ越しして、2016年にCRO業界に入りました。
インタビュアー:現在の業務について教えてください。
S.W:現在、インテリムのグローバル開発部で働いています。海外企業が実施している試験でプロジェクトマネジメント業務を担当していますが、その他に、新規案件の見積書とプロポーサル作成業務も行っています。
インタビュアー:来日後苦労したことはありますか?
S.W:最初に日本に来た時、日本語をあまり理解できませんでした。同僚たちとのコミュニケーションにも多くの問題がありました。
時々、逆の方向の電車に乗ったり、間違ったバスに乗ってしまったりしました。
また、日本に来る前に、雪はあまり経験したことがありませんでした。チャールストンでは雪はほとんど降りませんが、福島では雪は大量に降るし、激寒いです。持っていた靴は雪には適切ではなく、服も手袋も薄すぎました。手を温かくするために自動販売機から暖かい飲み物を買わないといけない時もありました。凍死して氷柱になるかと思いました。(笑)
インタビュアー:日本とアメリカの大きな違いを感じたことはありますか?
S.W:アメリカと日本のヘルスケアシステムの違いですね。
アメリカの医療保険は、他国の保険制度に比べ随分と異なり、かなり高額なものとして知られています。
例として、人工股関節置換術の費用は平均$32,000、MRI検査の費用は平均$2,600、冠状動脈バイパス手術は$70,000~$200,000の費用かかります。
なぜここまで高額なのでしょうか?それは政府が介入する薬価制度を持つ日本と違い、アメリカでは製薬会社が独自に薬価を設定することが出来るからです。診断検査率(MRI、CTなど)の高さ、医療従事者の賃金の高さ、人口に対する予防可能な疾患の割合の高さ、管理費の高さなどの理由から、米国ではより高額になっています。
高額な保険料は、低所得の市民にとって障害になります。一般的にアメリカでは最高の技術と最も才能のある専門家へのアクセスが可能ですが、日本と比較すると、保険プランまたは保険プランの欠如によって、費用がとてつもなく高額になる可能性があります。
インタビュアー:インテリムについて思うことをお知らせください。
S.W:インテリムのとても良いところは、さまざまな人にサポートをいつでも要求することができる。どんなに忙しくても、依頼すれば、上司は時間を作って相談に乗ってくれます。他の会社と比べたら、各部署との距離は近いです。また、フレックスシステムはとても便利です。遅い時間に出勤したり、早い時間に退社することもできます。子供がいますので、これはとても便利です。
インタビュアー:今後の夢や目標を教えてください。
S.W:目標は、医療業界で日本と他の国の関係を強化したいです。海外企業が日本で試験を行う場合でも、日本企業が海外で試験を行う場合でも。現実的な期待をお互いに持ってほしいです。
インタビュアー:最後に日本で働く方へのメッセージをお願いします。
S.W:勤勉に仕事し、些細な失敗について気にしないことだと思います!