グローバルリレーエッセイ②中国!

グローバルリレーエッセイの第2弾は中国出身のW.W氏です!

仕事とプライベートを充実している日本での生活を語って頂きました。

是非お楽しみください!

インタビュアー:自己紹介をお願いします

中国から参りましたW.Wと申します。小学校から、日本の漫画「ドラゴンボール」、「ドラえもん」、「らんま1/2」、「幽遊白書」等、アニメ・声優・マンガなどを楽しみながら、オタクとして青春時代を過ごしました。大学に入る時も、日本語が好きなので、あえて薬学の日本語コースを選びました。日本語はもう10年以上勉強し続けています。

2018年11月、入社をきっかけにやっと東京に来ることができました。それ以前に日本へ留学したり、長い間滞在したことはなかったので、「日本」についての理解は、日本語の先生、テレビや漫画、そして他の人々から直接得た情報です。「日本で働く」ということは、子供の頃から夢に出て来たキャラクターのセリフの通り、「わくわくする」しかありません。

私は今グローバル開発部に所属しています。中国の上海で4年間DMの仕事を経験しましたので、DMの業務を続けながら、海外での新規事業の企画やサポートをしています。

 

インタビュアー:日本に来て困ったことは何でしたか?

日本はフリーWi-Fiが少ないです。初めて日本に来た外国人は住む場所の賃貸契約、転入届、口座開設、携帯購入など、沢山の手続きをしなければいけません。来日したばかりで手続きに関する情報を調べたい時は、Wi-Fiがないと困ります。こういう場合、コンビニのWi-Fiがとても助かります。雨の中、一番近いセブンイレブンまで一生懸命に走って、Wi-Fiがつながると涙が出るぐらい嬉しかった、そんな思い出もあります。

また、日本語は丁寧語、尊敬語、謙譲語など多数の言葉の使い方があり、クライアントに対して話す言葉を勉強するのにとても大変な思いをしました。

インタビュアー:日本と自国との違いを感じた瞬間は?

上海の大型病院の前には、早朝から多くの人々が予約のために並び、長い行列ができています。治療を受けるまで一時間かかることも普通です。最近は、スマホアプリを使って予約できるようになって、窓口手続の待ち時間は短縮しましたが、全体的に待ち時間が長いのは事実です。

一回日本のクリニックへ受診した経験があり、待ち時間は15分前後、とても便利でした。

 

インタビュアー:インテリムの良いところってどんなところでしょうか?

私が経験した会社は多くありませんが。インテリムの勤怠制度は他の会社と比べて柔軟で、同僚間の雰囲気も良く楽しいです。日本の職場には、全員残業や仕事のために家族を犠牲するという印象がありますが、インテリムはそういった伝統的な日本企業ではありません。社内の英語化や外国人採用などが積極的に進められているように感じられます。私自身インテリムで働いてみて、日本人だけではなく、多くの国の人々と出会うことができました。

インタビュアー:近々叶えたいことは何ですか?

母を連れて家族みんなで海外旅行をすることです。

インタビュアー:これから日本で働きたい人へのメッセージをお願いします!

私が日本に来たばかりの頃は日本の常識や習慣を知らなくて、よく失敗をしていました。日本人の皆さんが常識だと思っていることが、私には理解できなかったことがよくありました。

今まで一番のヘマをやらかしたのは、定期券についてです。中国では定期券がないので、「定期券」という券は会社からもらうものだと思い込んでいました。「いつくれるのかな」と思いながら、半月ぐらい、支給されるのを待っていました。やっと定期券の購入手続きが必要なことを理解し、私もSuicaカードを手に入れましたが、定期券についてのヘマはまだ続きます。

定期券というものは通勤のためだけ、プライベートでは使えないと思いこんでおり、また定期券にチャージできることも知らなかったため、長い間Suicaカードを二枚持っていたのです。一枚は定期券で、もう一枚は私用のSuicaカードです。出勤するときは定期券カードを使用しましたが、プライベートで他のところに行く時はもう1枚のカードを使い分けていました。

真相がわかったとき、私がどんなにショックを受けたか、皆様は想像できるでしょうか?(笑)その時のショックな気持ちは一生忘れられないくらいです。

長く住むほど、日本の住みやすさと便利さを感じられます。公共交通機関が充実していますし、生活に便利な施設が沢山あります。スーパーなどでは見たことがない商品ばかりで、日本製にこだわった精巧な作りのとっても使いやすい道具が並んでいて、見ているだけで楽しいです。是非日本に来て、身をもってその便利さを感じてください!